今年の訃報 [f]

新聞を開けば、キラー・カーンさんの訃報が小さく載っていた。
今年はいろんな有名人が亡くなり、私事でも身内やかつての上司など近しい方々が帰らぬ人となった。
閑話休題、少し前のこととなるが、伊集院静さんの訃報も印象に残った一つ。
私は伊集院さんの熱心な読者ではないが、毎年4月1日に新聞掲載されていたサントリーの広告を楽しみにしていた。
そこに書かれた伊集院さんの新入社員向けた短い文がとても佳かった。
小説『アフリカの王』では、展開の見事さに手が震えた。
伊集院氏はエッセイで奥さまのことを「家人」と表現している。その理由もどこかに書かれていたが、忘れてしまった。とてもカッコイイ理由だったように思う。
伊集院氏をはじめ、今年鬼籍に入られた方の御冥福をお祈りしたい。
この投稿で今年は最後になります。
本ブログを読まれた方、今年も下らない文章にお付き合いいただき感謝します。厚く御礼申し上げます。
来年もよろしくお願い申し上げます。
皆さま良いお年をお迎えください。
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