西行桜 [日経新聞から]
1週間ほど前(2014.4.15)になる。日経新聞1面のコラムが「西行桜」をテーマにしていた。
筆者の意図と違うかもしれないが、このコラムの趣旨は、「いつまでも自分の地位にしがみつくのではなく、旬が過ぎたらさっさと退場しろ」ということではないかと私は思う。
退場した人はどこに行くのか?次のステージに移ればよいのである。ところが、次のステージにも居座っている人がいて、行き場がない。えてして心優しい人や潔い人が行き場を失ったりする。そういう人に限って、後輩から慕われ、もう少しいてもらってもいいのに、という方であったりする。
私のノーガキはこのあたりにして、くだんのコラムから引用して本日は終わりにしよう。
“桜の気持ちになってみれば、ただ咲き、ただ散るだけかもしれない。人間から見るとそれは出会いと別れになる。(中略)桜の季節が終わる。寂しさは胸にしまい、芽吹く若葉を見上げてみる。潔く生きる勇気が伝わってくる。”
2014-04-21 06:06
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