横溝正史&金田一耕助シリーズ [キネマのブルース]
“ついに来たか!”、という感じです。
中学生の頃、大好きだった、古谷一行版「横溝正史&金田一耕助シリーズ」のDVDが刊行されるという広告を見て、早速、第1回発刊分を買い求めてきました。
トップを飾るのはTVシリーズに先駆けて映画でも人気を博した『犬神家の一族』です。監督は工藤栄一さんで、演じる俳優・女優陣も京マチ子、月岡夢路、西村晃など映画版を多分に意識した豪華な顔ぶれです。
閑話休題、私がこのシリーズでとても魅力に感じているのは次の5点です。
①古谷一行の若々しい軽やかな演技 ②おどろおどろしいBGM ③茶木みやこさんのエンディングテーマ曲 ④シリーズの途中からレギュラー化する長門勇演じる警部 ⑤こわーい声の予告編
この中で、予告編が今回のDVDに収められていないのはたいへん残念です。ぜひ途中からでも収録いただきたいと思います。
それにしても往時のファンは、今や40代後半から50・60代でしょう。自由になるおカネがいくぶんかある層を狙っての企画というのは、やや考えすぎでしょうか? ルパン3世やゲゲゲの鬼太郎のシリーズなども同じ購買層を狙った企画と、私は見ています。
理屈はともあれ、貴重な映像が割と簡単に見ることができる世の中になったということに驚いています。
2015-02-28 11:24
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