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注連飾り [f]





そういう年頃なんだろう。まわりに親の介護をしている友人・知人が増えてきた。

日ごろはホームなどでお世話になっている方もお正月は自宅に戻ることも多いようだ。

介護は先が見えない。不謹慎の謗りを受けるかもしれないが、7才の小学生は6年経てば中学に入学する。介護にはこういうことが考えられない。そうした不安が介護する側を押し潰すのだ。


閑話休題、写真は3年前に母が作った注連飾りである。作っているときはその半年後亡くなるとは本人も周りも誰も思っていなかった。

お正月、一緒に食事をした。介護が必要だった母親はそういう普通のことをするのも難しかった。

たまたまなんだろうが、50年の長きにわたり、年末になると注連縄を我が家のある地域に売りにみえた方が、一昨年からパタッと来られなくなった。

代わりに母の残した注連飾りを玄関にかけることにした。今年もよろしく。
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