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FPの役割



ファイナンシャルプランナー(FP)という単語を初めて知ったのは今から33年前。就職活動の時だった。

某証券会社の方から教えてもらった。「これからの証券マンは法人中心から個人に変わる。単なる株屋ではなく、個人資産を増やすアドバイスができる能力が大切だ」。

某社がその方向に行ったかどうかは定かではないが、そうした意義を金融界で否定する人はいないだろう。

アドバイスする専門家としてファイナンシャルプランナーという資格がある。その資格で独立していないまでも、資格をとって仕事で役立てている金融関係者は多い。

閑話休題、FP資格には大きく二つあり、一つは主に銀行員が持っている資格で、こちらは1級から3級まで合わせると、のべ100万人に近いという。

もう一つはFP協会が運営するもので、こちらの登録は20万人くらいだとか。両団体をかけもちしている方もいる。

今回、大阪で開催された研修はFP協会主催のものだ。


前置きが長くなったが、今回のセミナー講師は岸博幸氏と藻谷浩介氏の豪華メンバーだ。私は特に藻谷さんの話が聴きたくて大阪まで行った次第。

両氏ともお話は簡単明瞭かつユニークで、はるばる行った甲斐があった。

岸さんの話の骨子は、これから日本経済は厳しくなるだろうから、個人の資産を守る(あるいは増やす)ためにはFPの仕事が重要だというものだった。

そうした使命を全うするためにFPは自ら環境に合わせて変化することが必要と締めくくった。

一方、藻谷氏もFPに期待するところは大きく、ムードにごまかされないためにも自ら数字を確認することが大切と強調した。

大いに刺激を受ける講演会だった。

【あるまかんの課題】
統計などの原資料確認とイノベーション



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