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グリーンブック [キネマのブルース]




先日、レイトショーで映画『グリーンブック』を観て来た。

うわさ通りのいい映画だった。

【佳作】という評が私にはぴったりとくる。佳作というと、一般的には入選より落ちる感じがするので、アカデミー賞作品賞を受賞した本作にはいささか失礼かもしれない。

この映画は特段大きく盛り上がるような場面もないにもかかわらず、見ていて飽きなかった。終始一定のリズムの良さがあって、見終わった後、いい映画を観たなぁという感触が残った。そうしたことから【佳作】という言い方がぴったりするように思う。

閑話休題、初めて行ったイオンシネマ津南も中々よかった。シートの座り心地もいいし、発券機が機械化されていた。少々遠いのが難点ではあるが…。




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2018年今年の映画「私のベスト3」 [キネマのブルース]





今年はたくさん映画を観た。正確な本数は数えていないが、夏頃によく観た。

私のベスト3は次の3本。

1 カメラを止めるな

2 ボヘミアンラプソディー

3 ブランク13

3位を除けば、ベタなところだと思う。

カメ止めの写真がなかったので、ボヘミアンを載せました。お許しあれ。



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映画『ボヘミアンラプソディー』について追記 [キネマのブルース]





この映画について知人の感想は概ね2つにわかれる。

よかったという人。


そして、あまりよくなかったという人。


よかったという人は歌声も含めてよく再現したと評価し、この映画が描こうとしたフレディの葛藤や仲間の心模様をおさえることができた方だろう。


あまりよくなかったという人はその反対で、クィーンがウソくさく見えるので、映画の中身に集中できず、ついつい辛口評に傾くようだ。特に歌声はフレディ・マーキュリーとは別人だという。


これが面白いことに音楽通が必ずしも厳しい評価をするとは限らず、クィーンファンの方でこの映画を絶賛する人もいた。


私は高く評価した側だ。さて、あなたはどう思うだろうか?



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ボヘミアンラプソディー [キネマのブルース]





昨夜、話題の映画『ボヘミアンラプソディー』を観てきた。

看板に偽り無し。「魂に響くラスト21分」は誠に圧巻だ。よくぞあそこまで再現したものだ。

私はクィーンの熱烈なファンではない。それでもこんなにも彼らの曲を知っていたのかと驚いた。当時、クィーンの曲を耳にすることが多かった証左である。

もう一つ驚いたのは歌詞。映画のストーリーの中、日本語訳が画面に流れ歌詞の真意を理解することができた。


不世出のボーカリスト「フレディ・マーキュリー」の魂の叫びをぜひ確認してほしいと思う。



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カメラを止めるな [キネマのブルース]





遅ればせながら、話題の映画『カメラを止めるな』を観てきた。

噂どおり面白い作品。痛快だった。


最初は先が読めず、見るものの不安感を煽り、途中からまさかの展開で、時間の経つのを忘れてしまった。


閑話休題、本作の話と直接関係ないのかもしれないが、この映画は現場愛に満ちている。そして家族愛もある。


予期せぬトラブルを吸収する現場力。それに対して高みの見物を決め込むお偉方は役に立たないどころか、現場で起こっている恐怖すら感じていない。


これは新たなゾンビ映画であり、そして日本社会を抉るホラーだったりする。

今年観た中では2番目にいい映画だった。



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グッバイ・ゴダール! [キネマのブルース]





今日は映画『グッバイ・ゴダール!』を鑑賞。

私には難解だった。

ゴダールの恋人役のステイシー・マーティンが大層魅力的でした。



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モリのいる場所 [キネマのブルース]




8月に観た映画。

山崎努が主演なので、万障繰り合わせの上、見に出かけた。

山崎努は昔から好きな俳優の一人。デビュー作は黒澤明の『天国と地獄』。これはリバイバルで鑑賞。やはり山崎努で印象深いのは必殺シリーズの念仏の鉄。ニヤリと笑う凄味は今でも思い出すとゾクゾクしてくる。

閑話休題、『モリのいる場所』で、山崎努が演じたのは、94歳の画家・熊谷守一。

この映画で「老い」ということを改めて考え、そして十分に勇気づけられた。

その点は、きっとカラダの老化を切実に感じていない人にはわからない感覚だろう。(映画好きの私の若い友人は、つまらなかったと言っていた。)

主人公の熊谷守一は30年もの間、自宅の敷地から外に出たことがないという人物。昼間は敷地の庭を散策したり、自然や虫、池にいる魚なんかを観察して過ごしている。


それだけを聞くと仙人のように思うが、この人物は人間らしい一面を数多く見せる。


たとえば、汁を飛ばしながら朝食を食べるシーンなどは笑うところだが、観客が高齢者だと身につまされて笑うことができない。老人特有の無作法な食べ方なのだ。


歩くのも二本の杖をつかないと歩けない。しかし画家モリ(熊谷守一のこと)はそれを特に苦にするようでもなく、淡々としている。


モリは蟻の行列をジッと見ながらこうつぶやく。


「最近気がついたんだけど、蟻は動く時、最初左の二番目の足を動かすね。」(セリフは正確に書けてません。)


そう言われて周囲の人が見ても、全くわからない。それもそのはず、モリも何十年も毎日ジッと見て、やっとこのことに気がついたのだから。


モリは生きる達人だと思う。人間の真の生き方をモリから感じる人が集まるからこの家は賑やかだ。(もちろん熊谷守一の名声を求めて来る人も多い。)


そんなモリは94歳でありながら、「もっと生きる、もっと描く」と言う。


その暮らしぶりを見ると、もう十分に生きたのではないかと思うが、それは違うのだろう。

単に世の中に執着するのとも違う。(そんな薄っぺらいものではない。)


彼の「もっと生きる」という言葉の中には希望が見出せる。そして勇気と明るさがある。高齢社会の良さが伝わってくる。

私はうまく表現できないが、深い深い意味を感じたのである。




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『沖縄スパイ戦史』 [キネマのブルース]





この前の日曜日に観た映画。

これは観るべきだと思う。

今週末まで伊勢の進富座さんで絶賛上映中。

それにしても二人の女性監督はすばらしいです。



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女は二度決断する [キネマのブルース]





これも七月に観た作品。原題はよく知らないが、邦題が絶妙である。


ストーリーは、テロで最愛の夫と息子を失った女性が裁判で争うことを軸として、遺族間の葛藤や欧州の情勢を描いている。


閑話休題、ほぼ毎日と言っていいくらいに新聞やテレビなどで海外のテロや戦争の犠牲者の話を目にする。


これらの報道に関して、特別な理由がない限り、多くの日本国民は関心が薄いと思う。特にテロについては実感が薄い。


日本でも地下鉄サリン事件のようなことが起こっているのだから全く無縁とは言えない。


この映画の中では、テロの犠牲者は2人。言うまでもなく、身内にとってはかけがえのない2人である。その悲しみは限りなく深い。


容疑者に対し、司法の裁きが躊躇する時、果たしてどうなるのか。テロ撲滅とともに塾考したい。


ちなみに、本作も伊勢の進富座で観賞。



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アイ,トーニャ [キネマのブルース]





七月に観た作品。

今、思い出してみても、それほど強い印象がないので、悪い作品ではもちろんないのだけれど、5点満点で3点くらい。


母親役の女優さんが怪演だった。実話ということで、あんな母親がいるのかということに驚いた。


この映画を観て、こんなスケートの選手いたなぁと思い出した。あの事件の裏にはこんな物語があるのかと初めて知った。


世の中の事件の後ろには深い理由がある。それを知るとその事件に対する見方が変わる。


その変わることがいいことかどうかはわからない。そんなことを見ながら考えていた。



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