第7ギョーザの店 [金沢エレジーもしくはプレイバック]
もう10日ほど前になりますが、北陸へ出かけ、わたしの第二の故郷(心のふるさと)である金沢へ久しぶりに行ってきました。
そうです、永平寺の次に向かったのが金沢です。
そしてその金沢に到着して一等最初に行ったのが「第7ギョーザの店」です。
このお店は昔は兼六園に近い“小立野”というところにありました。90年代に、市の中心部(金沢城内)にあった金沢大学が市の郊外・角間地区に移転したのと同時に大学の後を追うように郊外へ移りました。
わたしは学生時代にこのお店(もちろん小立野店)によく行きました。
メインはホワイト餃子という焼き餃子です。
詳しくは⇒http://www.white-gyouza.co.jp/branch/kanazawa.html をご覧ください。
ぶ厚い皮、お団子のように丸い形・・・最初食べた時は正直、それほど美味しいとは感じませんでした。
しかし、習慣性があるのか、中毒性というとなんだか怪しい感じになってしまいますが、そんな魅力があって“ハマって”しまいました。
当時は金沢のオリジナルだと思っていました。今のようにネット情報もなく、そう信じて疑っていませんでした。しかし、上のHPにあるように技術提携をしたチェーンのようです。ちなみにわたしはこの金沢の店以外では食べたことがありません。
閑話休題。久しぶりの第7ギョーザはわたしの期待を裏切ることなく、たいへん美味でした
ホワイトギョーザ10個、ライス中、トン汁という当時と変わらぬ組合せは今も健在です。それにわたしは当店特製の唐辛子だけで食べます。これが絶妙な辛さでイケるんです。
それにしても久しぶりに行った第7ギョーザは大きなビルに大きな駐車場に変わっていてビックリしました。今も繁盛している様子がうかがえます。
わたしが学生時代には道すらなかったような山だったところは郊外型のロードサイド店やSCが立ち並ぶ明るい町になっていました。
新しい環状道路もできて、金沢の市街地を通ることなく、小松市方面からダイレクトにアクセスでき、予想外に早く着いたこともわたしには少なからず驚きでした。
苦言を呈すれば、そこはどこにでもある町であり、金沢らしさの町並みを感じることのない店舗群です。そんな町を拠点とする今の金沢大学生を少し可哀想だと思います。
そんな中、昔と変わらぬ味を守る「第7ギョーザの店」に満足しながら、わたしは金沢の中心部である香林坊に車を走らせました。