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津城の石垣(算木積み) [discover Z]





天気がよかったので、駅伝を見てからぶらぶらと市内を散歩。

あらためて津城の石垣をよく見た。

これは「算木積み」と言うのでしたでしょうか?

津城の石垣は高さはないが、この写真の部分を見ても非常に丁寧な仕事のように思う。

誰かが徳川家に対して謀反の心がない証として石垣を低くしたと言っていたが、私は違うと見ている。


高くする必要がなかったからではないか。

藤堂高虎が津城に入るのが1607年(今年は410周年なんですね!)。


すでに世は治っており、津城を舞台にした戦闘は考えにくかった。また当時の津城は大規模な堀があり、攻めにくい城である。その上、石垣まで高くする必要がなかったのであろう。石垣を高くすれば費用もかかるし、藩を運営する立場から言えば、そのカネを他のことにつかえるメリットもある。


築城の名手「藤堂高虎」の居城としては、現代の人間からみるとやや拍子抜けする津城の石垣かもしれないが、これは壮大な堀が埋められたからである。残念。
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