木梨憲武自伝『みなさんのおかげです』 [f]
おそらく読者層を50代半ば以上と考えているのだろう?!
字が大きくて、行間がある。
かといって「大活字本」ほどではなく、老眼が始まった世代には絶妙の大きさの字体を使った本だ。
私は、とんねるずがテレビに出始めた1980年代初期からファンである。
私の性格からして熱烈なファンではない。にもかかわらず「お笑いスタ誕」時代のとんねるずを知っているというのは珍しい部類だろう。
やがてとんねるずはオールナイトフジや夕ニャンなどから火がついて時代の寵児になった。
その後、長きにわたってお笑い界の最前線で頑張ってみえた。たけし、さんま、タモリとは違う、もちろん欽ちゃんとも違う、お笑い界の異端でありながらメジャーな存在だった。
そんな彼らの笑いがウケなくなった理由は、単に飽きられたとか、古くなったのではなく、コンプライアンス的に問題があることや差別的だという点であり、ウケない理由すらも最先端で、異質なところがスゴイ!
ゆる~く、なが~く彼らの活動を見てきた私にとって、本書はめちゃくちゃおもしろい。もちろんコアなファンが読めば号泣必至であろう。
字が大きくて、行間がある。
かといって「大活字本」ほどではなく、老眼が始まった世代には絶妙の大きさの字体を使った本だ。
私は、とんねるずがテレビに出始めた1980年代初期からファンである。
私の性格からして熱烈なファンではない。にもかかわらず「お笑いスタ誕」時代のとんねるずを知っているというのは珍しい部類だろう。
やがてとんねるずはオールナイトフジや夕ニャンなどから火がついて時代の寵児になった。
その後、長きにわたってお笑い界の最前線で頑張ってみえた。たけし、さんま、タモリとは違う、もちろん欽ちゃんとも違う、お笑い界の異端でありながらメジャーな存在だった。
そんな彼らの笑いがウケなくなった理由は、単に飽きられたとか、古くなったのではなく、コンプライアンス的に問題があることや差別的だという点であり、ウケない理由すらも最先端で、異質なところがスゴイ!
ゆる~く、なが~く彼らの活動を見てきた私にとって、本書はめちゃくちゃおもしろい。もちろんコアなファンが読めば号泣必至であろう。