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『金の言葉 銀の言葉』第19日

2020-02-19T21:50:21.jpg
子どもの頃「社長」というあだ名の友人がいました。

理由は会社の社長の息子さんだったからです。

今日の言葉の添え書きを見てふと彼のことを思い出しました。

ある方曰く、肩書きとは役割分担であって人間の価値を示すものではない。

また別の方曰く、肩書きはあだ名みたいなもんである。そう思えば気分は軽くなる。

30年超サラリーマンをした私としてはそんなに簡単に割り切れるもんではないというのが実感です。

しかし、サラリーマンを卒業すると、肩書きは幻であって、ここに書いてあるように「服」のようなもんだということもよくわかります。

服を脱いで裸の勝負となると、まるで銭湯に入るときみたいだなぁ、なんて思ったりします。

閑話休題、子どもの頃見たドラマで登場人物が軍隊の時の肩書きでお互いを呼び合う話がありました。設定は昭和40年代初期。その頃はまだそんな感覚を持つ大人もいたのでしょう。子どもにとっては滑稽でしたが、、、。つまり、肩書きと関係ない方から見れば笑止千万ということです。

先述の友人は後年親の跡を継ぎ本当の社長になりました。後継者不足の現代にあって立派な志であると思いました。

もしかすると彼はあだ名の影響で少年の頃から会社を継ぐ決意をしたのかもしれません。
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