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アガサ・クリスティ『クリスマスの殺人』 [f]

2024-01-16T14:05:33.jpg
2年前のクリスマスに買った本をようやく読了。

本書は、アガサ・クリスティが書いた探偵(ポアロとか、ミス・マープルなど)を主人公とした短篇集。

タイトルが示すように、どの話もクリスマスの季節を舞台にしている。

一つ一つの話が面白く、どこか懐かしい。

それは本の装丁にも由来するのかもしれない。

箱入りの本が珍しくなった昨今、立派なケースに入っている。

本に取り付けられた紐や背表紙の感じを見ても、本自体が丁寧に作られことが伺い知れる。

本当はクリスマスに読み終えたかったが、年越しになってしまった。しかも丸2年以上「積ん読」で。


これは私の怠慢以外の何物でもない。

けれど、読んで良かった。

本を読んでいる時、小学4,5年のときに戻ったような感慨に浸れたからである。本を読む楽しさを知った頃のような。
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