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「第七ギョーザ」を考える その2 [金沢エレジーもしくはプレイバック]





今日から霜月、11月。今年は寒いから霜月という言い方がピッタリする。

さて、昨日の続き。

このギョーザ店は30年前とメニューも味も変わっていない。


昔も繁盛店だったが、今は大大大繁盛店だ。


店がはやる理由は何かと考えると、美味しい餃子をリーズナブルな値段で提供していることは言うまでもない。


それプラス、当店のような手軽に食べられる美味しいお店に時代の追い風が吹いているからである。

「B級グルメ」ブームが続いているのと同じ流れに当店も乗っているのだ。


30年前に私が愛用してた頃はほとんどが若い男性客だった。先日行ってみると、男性客は主流ながらも、その年齢層は広がっていた。


若い女性だけのグループやカップル客といった昔では見られなかった属性のお客さんも目立った。昔はどちらかと言えば女性には敬遠されていた。失礼ながら着飾った彼女を連れて行こうとは思わなかった。


それと、私もそうだが、昔を懐かしんでの来店者も多い、というのをお店の方からうかがった。店内を見ると、高齢のご夫婦やファミリー層の方々がみえた。もしかすると、この人たちもそうなのかもしれない。


つまり、時代の流れで、客層が広がったのである。それに合わせて店内の清潔さや駐車場の確保など設備面やオペレーションを充実させているように見受けられた。

これからも繁盛店であり続けてもらいたい。


閑話休題、写真はホワイトギョーザと唐辛子のタレである。普通はギョーザのタレをベースにするのだが、私は唐辛子のみでいただくことにしている。最初、私にこの店を教えてくれたN先輩の流儀が“これ”なので、私もそれに倣っている。N先輩もそのまた先輩から受け継いだと言われていた。


愛すべきは第七ギョーザなのだ。願わくは旧店(小立野店)を復活させてほしい。これは単なるジジイのノスタルジーなのだが。
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