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福山城

2019-12-30T12:20:45.jpg
昨日ご紹介したキャッスルホテルの部屋から福山城が見えました。

ホテル名とおりの景色に感嘆しました。

福山城はかつて国宝だったそうですが、戦時中の大空襲で消失し、現在の天守閣は戦後再建されたコンクリート製です。

先の戦争で日本はたくさんの文化財を消失していると改めて知りました。

さて、福山城は日本100名城にも選ばれた名城です。

なるほど、お城に行ってみるとさすがは100名城だけはあるなと感心いたしました。

江戸時代のころに比べ随分とお城の敷地が市街化されたようですが、今もその規模はかなりのものがあります。

備後福山藩10万石でこの規模のお城を持っていたことに驚きました。

伊勢藤堂藩32万石の居城である津城と比べると津城の小規模さに疑問を感じます。

城主水野家が徳川家の縁戚であったこと、西国の大名の目付的意味があったという福山藩の特異性が石高以上の城となった理由でしょうか?

一方、藤堂藩は家康に気に入られていたとはいえ初代藩主高虎は外様であったので気を遣って城を小さくした、大坂のおさえとして伊賀上野城も持っていたこと、などが理由でしょうか?

以上は私の思いつきなので本当のところはよくわかりません。

城跡の比較論も面白いですね。

(余談ですが、津の旧市街地は見るべき所がないなぁ。)
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