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疎(まば)らがトレンドになる日

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データに基づく話でなく、感覚的で恐縮ですが、地方都市というのは人口の減少率を上回る勢いで「疎(まば)ら」になっている気がします。

まるでこの新型コロナ渦を予測してたかのように町は郊外へ郊外へと膨張し、町の密度が薄まる。

その閑散の象徴が駅前やかつては「中心」と言われた場所にある商店街。

シャッター商店街と言われるようにほとんど営業がなされておらず、実質商店街の体をなしていないところも多くなっています。

しかし、新型コロナ渦ではこの「疎ら」感がむしろ強みに変わった、と私は思います。

テレワークがもっと進み、本格的に地方へ人が分散し、適度な密度になることを期待したい。

閑話休題、写真は現在の松阪駅の平日夕方の光景。

駅前にデパートがあった時代はもう少し賑わい感がありました。

以前ならマイナスイメージしかないこうした状況も、これを逆手にとれば、ソーシャルディスタンスが自然にとれて安心して歩ける町、といえます。

本居宣長の愛した鈴をかたどったオブジェが文化都市のイメージを演出しています。


東京、大阪、名古屋からそれほど遠くなく、気候も温暖で、食べ物も美味しい三重県の各市町のポテンシャルは相当高いのではないでしょうか?
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