機動戦士ガンダム 哀戦士編 [f]
『機動戦士ガンダム 哀戦士編』のパンフレットを偶然、古書店でみつけた。
お代は110円。安すぎるのでは?
迷わず購入。
希少価値とかそういうのではなく、自分が好きなものを入手できた喜びである。
お代は110円。安すぎるのでは?
迷わず購入。
希少価値とかそういうのではなく、自分が好きなものを入手できた喜びである。
高畑勲展 [f]
昔、ある方が、自分に子どもができたら、アニメ『アルプスの少女ハイジ』を見せたい、と言っていた。
自分が感動したことを子供にも体験させたいのだと。
その後の消息はよく知らない。子宝に恵まれたと思う。
閑話休題、『高畑勲展』の内覧会を見る機会を得た。高畑氏が三重県出身とは知らなかった。
自分が感動したことを子供にも体験させたいのだと。
その後の消息はよく知らない。子宝に恵まれたと思う。
閑話休題、『高畑勲展』の内覧会を見る機会を得た。高畑氏が三重県出身とは知らなかった。
バウムクーヘン [f]
亀山で有名なバウムクーヘンをいただいた。
聞けば、元々は和菓子屋さんで、新たな名物としてバウムクーヘンに取り組んだとのこと。
伝統だけでなく、新分野を開拓する勇気と、それを成功させた力に敬意を表する。
わかっていてもできない。やっても成功しない。成功しても続かないということが多い中、やり遂げてみえるのは天晴の一語に尽きる。
聞けば、元々は和菓子屋さんで、新たな名物としてバウムクーヘンに取り組んだとのこと。
伝統だけでなく、新分野を開拓する勇気と、それを成功させた力に敬意を表する。
わかっていてもできない。やっても成功しない。成功しても続かないということが多い中、やり遂げてみえるのは天晴の一語に尽きる。
雑感 [f]
7月から某新聞が値上がりした。
私は、これまで専門紙と一般紙の二つの新聞を購読していた。
新聞を取る家が激減している中、二紙も取っているのは時代に逆行した行為である。
物価高もあり、家計を考えて一紙をやめることにした。やめたのは一般紙の方である。こちらは値上がりしなかったが、専門紙はどうしても読みたかったので残すことにした。
一般紙は地元ネタも多いところがよかった。
やめると伝えてから、集金担当だった方と配達の方からそれぞれお手紙をいただいた。
どちらの方も広告の裏に書かれていた。
そこには異口同音にこれまで長い間購読してくれたことへのお礼と感謝の言葉、当紙の良さ、そして私たち家族の幸せを祈る言葉が並んでいた。
自筆で書かれたメッセージはインパクトがあった。購読を遺留するような言葉はないのだが、行間にその気持ちが滲み出ていた。
半ばほっこりした気持ち、半ば後ろ髪を引かれる気持ちになりながら、私は決心を変えていない。
薄情なのだろうか?
閑話休題、写真は今日の昼食。本文とは関係なく恐縮である。
私は、これまで専門紙と一般紙の二つの新聞を購読していた。
新聞を取る家が激減している中、二紙も取っているのは時代に逆行した行為である。
物価高もあり、家計を考えて一紙をやめることにした。やめたのは一般紙の方である。こちらは値上がりしなかったが、専門紙はどうしても読みたかったので残すことにした。
一般紙は地元ネタも多いところがよかった。
やめると伝えてから、集金担当だった方と配達の方からそれぞれお手紙をいただいた。
どちらの方も広告の裏に書かれていた。
そこには異口同音にこれまで長い間購読してくれたことへのお礼と感謝の言葉、当紙の良さ、そして私たち家族の幸せを祈る言葉が並んでいた。
自筆で書かれたメッセージはインパクトがあった。購読を遺留するような言葉はないのだが、行間にその気持ちが滲み出ていた。
半ばほっこりした気持ち、半ば後ろ髪を引かれる気持ちになりながら、私は決心を変えていない。
薄情なのだろうか?
閑話休題、写真は今日の昼食。本文とは関係なく恐縮である。
夏は夜〜夜の散歩をしないかね [f]
夏は夜。
写真は昨夜の様子。うまく撮れていないが、実際の月は大層きれいだった。
閑話休題、「夏は夜」のフレーズは、言うまでもなく、清少納言が『枕草子』に書いた有名すぎるフレーズ。
たしかに夏の夜はいい。しかし、私が一番好きなのは、夏の黄昏時にある。
午後6時半であれば、まだまだ外は明るい。仕事帰りの時は、随分得した気分になる(もっとも明るいうちに帰れた例がないが)。
マジックアワーと言うのだろうか。独特な雰囲気がある。子供の頃は遊んでいると、いつも暗くなってから帰宅する父親が帰ってきたりして、非日常感があった。
ただ、難点は「伊勢の夕凪」と言われるように無風になること。つまり、暑い。
それでも私は、夏は黄昏時だと思う。
「夜の散歩をしないかね」は忌野清志郎さんが唄う佳曲である。黄昏時から夜にかけての時間を楽しめるとよい。
写真は昨夜の様子。うまく撮れていないが、実際の月は大層きれいだった。
閑話休題、「夏は夜」のフレーズは、言うまでもなく、清少納言が『枕草子』に書いた有名すぎるフレーズ。
たしかに夏の夜はいい。しかし、私が一番好きなのは、夏の黄昏時にある。
午後6時半であれば、まだまだ外は明るい。仕事帰りの時は、随分得した気分になる(もっとも明るいうちに帰れた例がないが)。
マジックアワーと言うのだろうか。独特な雰囲気がある。子供の頃は遊んでいると、いつも暗くなってから帰宅する父親が帰ってきたりして、非日常感があった。
ただ、難点は「伊勢の夕凪」と言われるように無風になること。つまり、暑い。
それでも私は、夏は黄昏時だと思う。
「夜の散歩をしないかね」は忌野清志郎さんが唄う佳曲である。黄昏時から夜にかけての時間を楽しめるとよい。
山口瞳『礼儀作法入門』 [f]
昔、K市の酒場「倫敦屋」で山口瞳氏の著書をいただいた。同店のマスターが山口氏に私淑しておられ、そのご縁でのこと。
その本は大層おもしろかった。その後、山口瞳氏の本を読み続けることはなかった。
今回、書評で紹介されていた昔のこの本を読んだ。
普通の礼儀作法の本ではない。かといって奇をてらった内容でもなく、若者に礼儀作法のモノサシを示唆するものだと思う。
驚いたのは、このエッセイが連載されたのが、『GORO』という若者向けの雑誌だったことだ。この連載時はまだ私は同誌の読者ではなかった。
当時の青少年はいい文章に触れる機会があったのだなぁ、と思った。
その本は大層おもしろかった。その後、山口瞳氏の本を読み続けることはなかった。
今回、書評で紹介されていた昔のこの本を読んだ。
普通の礼儀作法の本ではない。かといって奇をてらった内容でもなく、若者に礼儀作法のモノサシを示唆するものだと思う。
驚いたのは、このエッセイが連載されたのが、『GORO』という若者向けの雑誌だったことだ。この連載時はまだ私は同誌の読者ではなかった。
当時の青少年はいい文章に触れる機会があったのだなぁ、と思った。
レーシングカー [f]
某店にレーシングカーが飾ってあった。
イベントの演し物の一つだという。
実際のレースに使われた本物である。現在は引退して、別の車が現役で走っている。
引退後の当車は、エンジンは抜き取られ、ボディのみの存在となっている。
現役を退くと、機械の世界も厳しいものだ。
イベントの演し物の一つだという。
実際のレースに使われた本物である。現在は引退して、別の車が現役で走っている。
引退後の当車は、エンジンは抜き取られ、ボディのみの存在となっている。
現役を退くと、機械の世界も厳しいものだ。
2023年6月28日付け中日新聞から [f]
名古屋市千種区にある正文館書店が7月に閉店する記事が掲載されていた。
淋しい限りである。
激動の時代が、水面下で進んでいる感覚。戦争や災害でモノが大量に破壊されるわけではないのだが、人々の価値観が蝕まれるように変化し、いつの間にか総入替えのようになっている。
本なんて読まないし、読むならアマゾンで買えばいい。電子書籍で十分、という声が聞こえてきそうだ。
流れは止められない。それでいいのだ、とも思う。
ただ、私個人は流れに棹さしたい。かつて不器用にしか生きられなかった人々のように。
閑話休題、名物店長ともお会いしたことがある。閉店までに再訪しようと思う。
淋しい限りである。
激動の時代が、水面下で進んでいる感覚。戦争や災害でモノが大量に破壊されるわけではないのだが、人々の価値観が蝕まれるように変化し、いつの間にか総入替えのようになっている。
本なんて読まないし、読むならアマゾンで買えばいい。電子書籍で十分、という声が聞こえてきそうだ。
流れは止められない。それでいいのだ、とも思う。
ただ、私個人は流れに棹さしたい。かつて不器用にしか生きられなかった人々のように。
閑話休題、名物店長ともお会いしたことがある。閉店までに再訪しようと思う。