山口瞳『礼儀作法入門』 [f]
昔、K市の酒場「倫敦屋」で山口瞳氏の著書をいただいた。同店のマスターが山口氏に私淑しておられ、そのご縁でのこと。
その本は大層おもしろかった。その後、山口瞳氏の本を読み続けることはなかった。
今回、書評で紹介されていた昔のこの本を読んだ。
普通の礼儀作法の本ではない。かといって奇をてらった内容でもなく、若者に礼儀作法のモノサシを示唆するものだと思う。
驚いたのは、このエッセイが連載されたのが、『GORO』という若者向けの雑誌だったことだ。この連載時はまだ私は同誌の読者ではなかった。
当時の青少年はいい文章に触れる機会があったのだなぁ、と思った。
その本は大層おもしろかった。その後、山口瞳氏の本を読み続けることはなかった。
今回、書評で紹介されていた昔のこの本を読んだ。
普通の礼儀作法の本ではない。かといって奇をてらった内容でもなく、若者に礼儀作法のモノサシを示唆するものだと思う。
驚いたのは、このエッセイが連載されたのが、『GORO』という若者向けの雑誌だったことだ。この連載時はまだ私は同誌の読者ではなかった。
当時の青少年はいい文章に触れる機会があったのだなぁ、と思った。