谷崎潤一郎著『瘋癲老人日記』 [f]
恥ずかしながら「大谷崎」を初めて読んだ。
ノーベル賞の候補にもなっていた谷崎潤一郎。
『瘋癲老人日記』は谷崎の晩年の作品で、発表当時から賛否両論あったという作品。
文章は巧い。読ませる。内容はおもしろい(好き嫌いは分かれそう)。
そうとしても、これがノーベル文学賞の候補者の作品かと言われると、いささか寂しい気分になる。
閑話休題、カバー表紙の版画は、言わずと知れた棟方志功。中のページにもいくつか挿絵の版画が掲載されており、文庫本ながらとっても贅沢な造りになっている。
それとこの作品の本編の終わり方が、フランス映画みたいでカッコよかった。
ノーベル賞の候補にもなっていた谷崎潤一郎。
『瘋癲老人日記』は谷崎の晩年の作品で、発表当時から賛否両論あったという作品。
文章は巧い。読ませる。内容はおもしろい(好き嫌いは分かれそう)。
そうとしても、これがノーベル文学賞の候補者の作品かと言われると、いささか寂しい気分になる。
閑話休題、カバー表紙の版画は、言わずと知れた棟方志功。中のページにもいくつか挿絵の版画が掲載されており、文庫本ながらとっても贅沢な造りになっている。
それとこの作品の本編の終わり方が、フランス映画みたいでカッコよかった。