ゴルフ [f]

経歴だけ聞けば、さぞや上手いと思われるだろうが、全くのド下手くそである。
私の悪いところで、なんでも少し首を突っ込んではあきらめ悪く、ズルズルといつまでも適当にやっている。
全くお金と時間の無駄遣いである。
ゴルフ以外にも、資格の勉強やその維持、読書、趣味多数など、どれもこれも中途半端である。
ようやく最近、英会話はあきらめた。
閑話休題、ゴルフは最初、体育の授業で始めた。その時、全く球に当たらず飛ばなかった。唯一ピッチングだけはうまく当たり、きっかり100ヤード飛んだ。
次にアルバイトでキャディをやった。これも酷かった。パプリックコースなので、グリーンを読む必要なかったのをいいことに、ただのクラブかつぎにすぎなかった。つまり、ゴルフのことは何も勉強しなかった。あのときもう少し真剣にやれば、パターに苦労しなかっただろう。
社会人になってからもコンペに参加はしたが、練習をほとんどしないから上達しなかった。
さすがに50歳になる前に、仕事のつき合いで必要になり、少し練習をした。短期間のスクールにも入り、やっと100が切れるようになった。
そして、ここ4年は定期的にゴルフをするようになった。
スコアは低迷したままで、成績だけでいえば、前より悪くなっている。加齢のせいで飛距離が落ちたことも影響している。
それでも、昔からゴルフは嫌いでなかった。私と同じような下手くそ組はとっとゴルフをやめている。上手い人からみれば、まだゴルフを続けている私は驚きの対象である。
写真は『BRUTUS』の最新号。写真に惹かれて買ってしまった。
下手の横好きが、好きこそものの上手なれに変わる日も近いと密かに思っている。