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クリーニングに出すということ [f]

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2023年8月12日の日経新聞「プラス1」12面に【洗濯のキホン】という記事があった。書いた方は、洗濯家の中村祐一氏。

その記事より。

『例えばビジネス用途で着るシャツであれば(中略)洗い方の選択肢はクリーニング一択。』と言い切る。

『「洗えるからシャツは自宅で洗わないといけない」と思っている人も多いが、洗えるかどうかではなく、どう着るかで判断しよう。特にビジネスで着る服であれば、クリーニングに出すということは必要経費の一つ。そこにお金をかけることは消費ではなく自己投資の一つとなる。』

私は40年近くサラリーマンをやってきて、仕事がらワイシャツを毎日着てきた。そして、ただの一度も自宅で洗ったシャツを着たことはない。全てクリーニングに出してきた。

その理由は、就職活動をしていた40年近く前に出会ったある方の言葉であった。

その方は当時40代後半であったろうか?某社のホワイトカラーだった。

「自分たちは信用という見えないものを売っている。ゆえに細かいことでいえばワイシャツは必ずクリーニング出してシャンとしたものを着ないといけない」

学生だった私はその言葉に勤め人の誇りのようなものを感じて、以来そうしている。

今回、この記事を読んで得心した。

着るシーンで変えることが大切なのだ。

閑話休題、昨今、ノーアイロンのワイシャツが増え、自宅で洗う人が増えたせいか、いいクリーニング屋さんが減っている気がする。

今一度、洗濯のキホンを見直したいと思う。
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