クリーニングに出すということ [f]

その記事より。
『例えばビジネス用途で着るシャツであれば(中略)洗い方の選択肢はクリーニング一択。』と言い切る。
『「洗えるからシャツは自宅で洗わないといけない」と思っている人も多いが、洗えるかどうかではなく、どう着るかで判断しよう。特にビジネスで着る服であれば、クリーニングに出すということは必要経費の一つ。そこにお金をかけることは消費ではなく自己投資の一つとなる。』
私は40年近くサラリーマンをやってきて、仕事がらワイシャツを毎日着てきた。そして、ただの一度も自宅で洗ったシャツを着たことはない。全てクリーニングに出してきた。
その理由は、就職活動をしていた40年近く前に出会ったある方の言葉であった。
その方は当時40代後半であったろうか?某社のホワイトカラーだった。
「自分たちは信用という見えないものを売っている。ゆえに細かいことでいえばワイシャツは必ずクリーニング出してシャンとしたものを着ないといけない」
学生だった私はその言葉に勤め人の誇りのようなものを感じて、以来そうしている。
今回、この記事を読んで得心した。
着るシーンで変えることが大切なのだ。
閑話休題、昨今、ノーアイロンのワイシャツが増え、自宅で洗う人が増えたせいか、いいクリーニング屋さんが減っている気がする。
今一度、洗濯のキホンを見直したいと思う。