憧れの七夕彦星君 [旅のブルース]
私が中学生の頃、ラジオの深夜放送が大流行でした。
そのうち聞くだけではあきたらず、ハガキを投稿するようになるのですが、それが採用されるのはたいへん難しく、採用されれば学校では「ヒーロー」でした。(本人が公表すれば。)
ましてや常連ともなれば神様のような存在でした。
後年、「ハガキ職人」という言葉が出てきますが、まだそんな言葉がない時代でした。
そんな中、リスナーが憧れる「ハガキの常連さん」という方はたくさんみえました。
タイトルの「七夕彦星」さんもそのお一人です。
7月7日、ふとそんなことを思い出しました。今から40年以上前の出来事。このペンネームの主がどんな方かも私は知りませんし、当たり前ですが今、何をされているのかも存じあげません。
閑話休題、写真は先日、伊勢に行った際に買いもとめた地ビールです。
この地ビールのことはよく知らないのですが、なぜか醸造所は新潟県のエチゴビールさんとなってます(伊勢神楽を除く)。
販売者は地元の会社ですが、これで地ビールというのは少しほっこりしませんね。
おそらくいろんな事情があるのでしょう!?
味はどれも美味しく、特に「伊勢神楽」はフルーティーなお味でたいへん美味しかったです。その分お値段もいい値をするのですが・・・。
あともう一つ注文をつけるとすると、パッケージです。もう少し伊勢らしさが出るデザインや色であればいいのにと思いました。せっかくお神楽とかいい素材を扱っているのにその良さが伝わってこない気がしました。
早起きは、、、 [discover Z]
少し早く目が覚めて朝の散歩をしたところ、写真のような光景に出くわしました。
いつもは夜散歩するので同じ光景でも暗くて全くわかりません。
やっぱり早朝はいいですね。
夏は気温も高いのでパッと起きれるし(私見)、外も明るいからいろんな活動もしやすいですしね。
梅雨明けはまだ先のよう。 そして熊本で豪雨の被害にあわれた皆さまに心よりお見舞い申しあげます。亡くなられた方々にはつつしんで哀悼の意を表します。
今年くらいは自然災害と無縁であってほしいと願いますが、非情というか無関係なんでしょうね。
映画館でロックンロールショー [キネマのブルース]
今日は忌野清志郎さんの「ロックンロールショー The Film」というライブビューイングを映画館で鑑賞してまいりました。
至高の、あっという間の2時間10分のライブで、珠玉の時間を過ごしました。
なんも言うことはありません。
スクリーンの中の清志郎さんは元気に歌いとんだりはねたりのパフォーマンス。 チャボはじめバンドメンバーも健在です。ある意味、貴重な記録映像と言えるでしょう。
残念ながらアンコールはありませんでしたが、最後にこの映像は撮影可でSNSもOKというスペシャルおまけ付でした。
観客は7名とちと淋しかったです。
令和の刑事ドラマはやっぱ新しい!! [TVの国から]
最近始まったTVドラマ『MIU404』をたまたま観ました。
期待も何もなかったのですが、想像以上にオモシロいです。
昭和時代の『太陽にほえろ』とはもちろん違い、昭和から平成の『あぶない刑事』や平成の『踊る大捜査線』なんかとも全然違って令和風のテイストで仕上がってます。
そのテイストとは、SNSや町中にある防犯カメラなどのハイテク(死語)、あおり運転や働き方改革といった今日的話題などをうまく話しに盛り込んでいるところです。
一方で、カーチェイスなんかも少しあったりして、そこは少し昔の刑事ドラマ風なとこが私のような50代男性には嬉しい限りです。(車メーカーがわからないように会社名のロゴを隠しているところがなんとも令和風です!)
極めつけは主人公の一人が足が速いキャラクターであること。
これは私の勝手な想像ですが、この脚本家やプロデューサーなどの制作スタッフはきっと往年の刑事ドラマファンなのではないかと疑りたくなります。
走ると言えば『太陽にほえろ』。中でもジーパン刑事こと松田優作(故人)は日本一走る姿が美しいと言われたりしました。
その松田優作と中村雅俊がコンビで主演した『俺たちの勲章』という刑事ドラマに本作は少し似ているなぁと思ったりもしました。
閑話休題、脚本・演出・プロデュースの3人が女性というこのドラマ。毎週目がはなせません。一人密かに楽しみにしています。
老いた爺が見る夢 [キネマのブルース]
6月も拙いブログをお読みいただいた方に感謝申しあげます。ありがとうございました!
7月もよろしくお願いいたします。
さて、先日テレビでチャップリンの名作の誉れ高い『ライムライト』を観ました。
ちゃんと通しで観るのは今回が初めてです。
結論を申せば、5点満点の3.5点というところでしょうか?!
音楽はよかった。
前半の深いセリフも中々のもの。
主演女優もおキレイですし、チャップリンも素晴らしい。
でありますが、ストーリーがやや陳腐な感じがしました。
もしかすると、このパターンは本作がオリジナルで、その後他の作り手が真似たというのであれば、「陳腐」という評価は酷ということになります。
そのあたりはわかりません。
このパターンというのは、若く綺麗なお嬢さんが初老の男性を好きになるというストーリー。
これは老いた男性の願望かもしれませんが、話の筋を追っかけているとツラいものがあります。
閑話休題、本作のあらすじはこうです。
その昔、一世を風靡したコメディアン・カルヴェロは今や往年の威光も落ちぶれ、今や売れない大道芸人としてその日暮らし。
そのカルヴェロがひょんなことからバレリーナの卵・テリーの命を救う。それだけでなく自信を失くしている彼女を励まし続ける。その甲斐あってテリーは世間に認められ、売れっ子のバレリーナになる。
彼女の足を引っ張ることになりかねないカルヴェロは静かに身を引くが、再びテリーと出会い、彼女のお膳立てで大舞台に立つこととなる。
、という話です。
現実の話としても昔売れてたのになぁ、という例は多々ありますし、たとえテレビに出続けたとしても、あの頃が絶頂期だったなぁと思う場合もよくあり、まさに「諸行無常」を感じます。
それは芸人さんだけの話でもなくて、普通に生活している場合もいっしょだと思います。
それにしてもチャップリンの芸というのはすごくて、最後の大舞台で演じる「秘技」はどうやってやってるんでしょうか?(ガクンと足が短くなって身長が縮む演技)
さりげなく演じられる名人芸が正当に評価されないことが一番怖かったです。