あなたは一倉定を知ってるか?! [経営に関する世迷い言]
昭和の、伝説の経営コンサルタント・一倉定(いちくら さだむ)をあなたはご存じでしょうか?!
その徹底した指導ぶりは「鬼一倉」と怖れられ、一倉定を崇める社長たちを一倉教の信者と呼んだそうです。
そんな一倉氏の経営コンサルの要諦をまとめた冊子が2019年に出版されていました。
先日たまたま本屋さんでみつけて速攻で買い、読みました。
一倉氏の経営コンサルの基本理念は、「起きることは全て社長の責任」という覚悟であり、「自分以外は全てお客様である」という地動説の経営観にあります。
とにかく全ての中小企業の経営者の方にぜひ読んでもらいたい1冊です!
【余談】
私は、30代前半の頃に先輩の勧めで一倉氏の著書を読み、いつかはコンサルタントになるつもりで勉強しました。
やがてその夢を忘れ、無為に時を過ごしました。
いま改めてそのエッセンスにふれ、経営における大切なことというのは変わらないものだということを実感しています。
昭和から平成を過ぎ令和となり、枝葉末節は変わりましたが、根幹は変わらない、それを確信しております。
ほうれん草に紫のテープを巻いた人 [経営に関する世迷い言]
写真は2020年8月5日付けの中日新聞です。
フレックス(現マックスバリュ東海)創業者の中西久雄さんの訃報で、去る7月31日、95歳でご逝去されたとのこと。
昭和の三重を代表する名経営者がまた一人お亡くなりになられた。
閑話休題、生前1度だけ中西さんの講演を拝聴したことがあります。
その中の一つが、ほうれん草を店頭で売りやすくするためにテープで巻いたとき、さて、何色のテープが一番ほうれん草と合うのか試行錯誤を重ねた結果、一番合ったのが「紫色」だったというエピソードを披露されていました。
今ではどこのスーパーでも紫色しかないと思いますが、これを考えたのが中西さんだったのです。
中西さんはこの話をされた理由は、知恵を絞る大切さを伝えるためでした。四六時中商売のことを考えていて初めて天啓に導かれることがあるということをおっしゃってました。
心よりご冥福をお祈り申しあげます。合掌
神宮別宮という聖地 [旅のブルース]
久しぶりに皇大神宮別宮の「瀧原宮」を訪れました。
瀧原宮の起源は、倭姫命(第11代垂仁天皇の皇女)が天照大神のご鎮座の地を求めている際、この地に立ち寄り宮殿を造立されたことに遡ります。
つまり、この地も鎮座される候補地だったいうことでしょうか?
参道と並行して流れる頓登川は御手洗場となっています。
清らかな流れで手を洗うと身も心も清められる気持ちがいたしましたよ。
夏が来た! [経営に関する世迷い言]
ようやく梅雨も明け、夏本番ですね!
と、いきたいとこですが、コロナの関係で心も世間も経済も冷えてます。
ここに来てなすすべもなく、途方に暮れている方も多いのではないでしょうか?
ポストコロナ、ウィズコロナなど掛け声はあっても具体策が乏しい。
平和を前提としている産業は中々簡単には変われないのが実状です。
コロナ禍という荒波の中をたくましく泳いでみえる経営者の方には敬意を表する次第です。
しかしながら、そうでない方の方が圧倒的に多く、経済が縮小するのはまちがいないでしょう。
スクラップ&ビルドが可能なのか? 私自身も知恵を絞り汗をかき変身したいと考えています。
向日葵のように元気!元気!!でまいりましょう!!!