伊東潤『琉球警察』 [本のブルース]
面白い本というのはスキマ時間をみつけてでも読みたくなる。
私は遅読だから一晩で一気読みとまではいかないが、かなり早いペースで読んだ。
やっぱり伊東潤は面白い。
今までの伊東潤は歴史物イメージだったが、本作は戦後すぐから昭和35年くらいまでの沖縄が舞台。 今が令和だから、昭和のこの頃となるともう歴史物の域になるのだろうか?
閑話休題、どの過去も現在につながっているのは間違いないが、時間が経てばその影響度は薄くなるのが普通だろう。
本作を読みながら、4年前に初めて行った沖縄を思い出していた。 あの明るい光景の裏側にはこのような歴史があったのか、と驚く。
今もって沖縄の歴史は動いている。本作は単なる過去の話ではなく、現在進行形なのだ。
評論家の縄田一男氏は日経新聞(2021年7月15日)にこう書いている。
「伊東潤の意欲あふれる問題作と言えよう。」
町の和菓子屋さん [f]
このお店に行くのは25年ぶり。
平成8年に祖父が亡くなったときに通夜見舞いを買いに行ったとき以来。
亡祖父は菓子幸さんのお菓子が好きだった。
いつでも行けると思って25年。今日はちょっと意を決してお店の中に入った。
かつての定番商品だったはずの焼き菓子はなかった。
60前の私から見てもおじいちゃんといいたくなるような職人さんが一人でお店番をしていた。
店内の冷房はあまり効いてなくて少し暑かった。
閑話休題、お目当ての焼き菓子がなかったので、鮎菓子、土用饅頭、水まんじゅうを買った。
どれもアッサリした甘さで美味しかった。
しかもお値段がちょっぴり安い。
売り方によってはよく売れるように思った。
(肝心の写真を取り忘れた。)
平成8年に祖父が亡くなったときに通夜見舞いを買いに行ったとき以来。
亡祖父は菓子幸さんのお菓子が好きだった。
いつでも行けると思って25年。今日はちょっと意を決してお店の中に入った。
かつての定番商品だったはずの焼き菓子はなかった。
60前の私から見てもおじいちゃんといいたくなるような職人さんが一人でお店番をしていた。
店内の冷房はあまり効いてなくて少し暑かった。
閑話休題、お目当ての焼き菓子がなかったので、鮎菓子、土用饅頭、水まんじゅうを買った。
どれもアッサリした甘さで美味しかった。
しかもお値段がちょっぴり安い。
売り方によってはよく売れるように思った。
(肝心の写真を取り忘れた。)
虹とゴルフと [f]
今日は恒例の月イチゴルフでした。
先月は所用があってお休みしたので、2ヶ月ぶりのコース。
お盆休みが多いのか、いつもより来場者が多い。県外ナンバーも目立つ。
なので、今日は私にしては珍しくお風呂に入らず帰路についた。
閑話休題、朝の往路で久しぶりに虹を見た(写真ではわかりづらく申し訳ない)。
ちなみに今日から16日まで盆休み。盆と正月が一度に来たようだの喩えをこの年になって実感するとはな!
先月は所用があってお休みしたので、2ヶ月ぶりのコース。
お盆休みが多いのか、いつもより来場者が多い。県外ナンバーも目立つ。
なので、今日は私にしては珍しくお風呂に入らず帰路についた。
閑話休題、朝の往路で久しぶりに虹を見た(写真ではわかりづらく申し訳ない)。
ちなみに今日から16日まで盆休み。盆と正月が一度に来たようだの喩えをこの年になって実感するとはな!
オリンピックが終わって [f]
昨日オリンピックの閉会式があった。
今日から早速オリンピック選手を招いてのバラエティ番組が放送されている。
なんだかんだでオリンピックはやっぱり楽しかったし、盛り上がった。
もし、コロナがなければすごいことになっていたのだろう。
地方在住の私はどっちにしろテレビ観戦だったはず。コロナ前、チケットは全部ハズレていた。
一方、コロナ感染者は増え続け、「パラレルワールド」と言われている。
なるほど、現実の日常とオリンピックは違う世界、もう一つの世界のようである。
閑話休題、地方在住ということは、常にパラレルワールドではないだろうか?
東京と地方の違い。
もし、オリンピックが普通に行われていたとしたら、コロナ禍の開催よりもはるかに別世界のことと思った気がしてならない。
オリンピックの選手や関係者にそれほどコロナ感染者はいなかったような印象がある。
つまり、コロナ感染者増大に直接オリンピックは作用していない。
逆に、オリンピックやってるんだからこれくらい許されるだろうという勝手な思い込みと判断と行動が感染者を増やしているのだろう。
マチカフェを飲みながら他愛もないことを考えていた。
今日から早速オリンピック選手を招いてのバラエティ番組が放送されている。
なんだかんだでオリンピックはやっぱり楽しかったし、盛り上がった。
もし、コロナがなければすごいことになっていたのだろう。
地方在住の私はどっちにしろテレビ観戦だったはず。コロナ前、チケットは全部ハズレていた。
一方、コロナ感染者は増え続け、「パラレルワールド」と言われている。
なるほど、現実の日常とオリンピックは違う世界、もう一つの世界のようである。
閑話休題、地方在住ということは、常にパラレルワールドではないだろうか?
東京と地方の違い。
もし、オリンピックが普通に行われていたとしたら、コロナ禍の開催よりもはるかに別世界のことと思った気がしてならない。
オリンピックの選手や関係者にそれほどコロナ感染者はいなかったような印象がある。
つまり、コロナ感染者増大に直接オリンピックは作用していない。
逆に、オリンピックやってるんだからこれくらい許されるだろうという勝手な思い込みと判断と行動が感染者を増やしているのだろう。
マチカフェを飲みながら他愛もないことを考えていた。
カトレアさんのみそカツ [f]
久しぶりにランチでカトレアさんのみそカツを食べる。
やっぱり美味い!
付け盛りのキャベツの千切りとポテサラが名脇役だ。
町の洋食屋さんの名店「カトレア」は健在!!
やっぱり美味い!
付け盛りのキャベツの千切りとポテサラが名脇役だ。
町の洋食屋さんの名店「カトレア」は健在!!
ひまわり2 [f]
家人が種を蒔いて育てたひまわりがよく咲いている。
古い種だったにもかかわらず意外とよく育った。
先日の開花から数日経ち、花の真ん中あたりが膨らんできていよいよ一番美しい頃。
大きな蜂がいる。蜜を吸っているのだろうか?
古い種だったにもかかわらず意外とよく育った。
先日の開花から数日経ち、花の真ん中あたりが膨らんできていよいよ一番美しい頃。
大きな蜂がいる。蜜を吸っているのだろうか?
戦後76年 [f]
8月4日、今年ももう少ししたら終戦記念日がやって来る。
その前に広島と長崎の原爆忌がある。
閑話休題、三重県津市は昭和20年7月28日に大空襲を受け、安濃川と岩田川の間にあった旧市街地は焼け野原となった。
現在その痕跡はほとんどなく、唯一といっていいほどのそれがこの高欄である。安濃川にかかる塔世橋のもので、戦後もそのまま使用され1989年の架替え時に元の橋の側に保存された。
1989年は平成元年。昭和の生き証人は昭和の終焉とともに現役を引退した形だ。
説明文によれば、この高欄の傷は昭和20年7月24日の空襲とある。先ほど書いた大空襲の4日前。三重県津市というたいして大きくもない地方都市ですら、「これでもか」というくらい爆撃された証拠に他ならない。
空襲の痕跡がないというのは、それだけ見事に復興したからだ。強いて空襲の痕跡を探すとするならば、田舎町には広すぎる道路。無味乾燥な味気ない町並み。消失した文化(財)。
そうなのだ。一見、復興したように見える町は、精神的には焼け野原に近い。
この写真にうつっている空襲跡を見てあなたは何を想うだろうか。
その前に広島と長崎の原爆忌がある。
閑話休題、三重県津市は昭和20年7月28日に大空襲を受け、安濃川と岩田川の間にあった旧市街地は焼け野原となった。
現在その痕跡はほとんどなく、唯一といっていいほどのそれがこの高欄である。安濃川にかかる塔世橋のもので、戦後もそのまま使用され1989年の架替え時に元の橋の側に保存された。
1989年は平成元年。昭和の生き証人は昭和の終焉とともに現役を引退した形だ。
説明文によれば、この高欄の傷は昭和20年7月24日の空襲とある。先ほど書いた大空襲の4日前。三重県津市というたいして大きくもない地方都市ですら、「これでもか」というくらい爆撃された証拠に他ならない。
空襲の痕跡がないというのは、それだけ見事に復興したからだ。強いて空襲の痕跡を探すとするならば、田舎町には広すぎる道路。無味乾燥な味気ない町並み。消失した文化(財)。
そうなのだ。一見、復興したように見える町は、精神的には焼け野原に近い。
この写真にうつっている空襲跡を見てあなたは何を想うだろうか。