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悪魔のおにぎり [経営に関する世迷い言]



今朝はよく寝てスッキリ起きた。気分がいいのでモーニングに出かけた。

そうしたら早朝の喫茶店で、少し待つこととなった。

席がいっぱいというのではなく、スタッフが足らないのだろう。片付けが追いつかないようだった。募集しても来ないのか、経費節減なのか、事情はよくわからない。もし、慢性的に限られた人員で回していくのなら、セルフサービスにするなど、根本的にやり方を見直すべきと感じた。

その後、ゴルフの打ちっ放しに、スマホショップ周りと細々と動き、小腹がすいたのでローソンに立ち寄った。

ローソンに来るのは久しぶりで、最近は専らファミマが多い。サークルKがファミマ化してから周辺に緑の看板が増えたからだ。

余談だが、私の日常生活の動線にはコンビニがない。少しだけ足を伸ばせばあるのだが、通勤の往復には全くないのだ。片道2キロの途上にコンビニがないということは、都会では考えられないことだろう。地方ではコンビニ経営も難しいのだ。

閑話休題、ローソンの本コーナーがユニークで、私は嬉しくなって1冊購入した。それはローソンと講談社のコラボ商品で、数年前にベストセラーになった『決戦!関ヶ原』の文庫本である。

そして、前から買おう買おうと思いながら買いそびれていた「悪魔のおにぎり」をついに購入した。

昨年ベストセラーになり、一時は品切れ状態だったこともある逸品だ。

このおにぎりの開発担当者は、爆発的ヒット商品を企画することに挑むことができる幸せ、みたいなコメントを言っていたと記憶する。

なるほど!やみつきになる味であった。

【あるまかんのつぶやき】
挑戦する心が素晴らしい


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ゑびやさんのディスプレイ、そして経営のお話 [経営に関する世迷い言]






少し前に中日新聞で、伊勢のおはらい町でご商売をされている「ゑびや」さんの特集記事を読んだ。

そして、先週、偶然にもそのゑびやさんの社長さんの話を聴く機会に恵まれた。

新聞で紹介されていたのは当社の需要予測についてであった。曜日や天気、その他のデータを駆使して来客数を予測して食堂の仕込みをするのだという。


講演会では、その他にもいろいろと現在取り組んでいることをお話しいただいた。

その一つ一つが私がこれまで学んだり、実践してきたレベルを遥かに超えるものだった。

はっきり言って自分の時代は終わったと思った。

当社の社長の発想の出発点は社員を営業以外の仕事から解放し、営業に集中させるためにどうするかというところからである。


そのためにAIなど最新のテクノロジーを道具として駆使するのだ。


閑話休題、写真のディスプレイにおいても、費用対効果をカンに頼らず、冷静に分析して取り組んでおられた。

社長はまだ三十歳そこそこ。まだまだ伸びしろがある方だ。元々は三重県外の人だが、ご縁があって伊勢に来られた。またもや凄い経営者が伊勢に現れた。これも神のご加護に違いない。



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女性の活躍を妨げるもの [経営に関する世迷い言]





昨日(2018年3月24日)の日経新聞に興味深い論説が掲載されていたのでご紹介したい。

書き手は中央大学の山田昌弘氏。

テーマは「女性活用が進まない理由とその処方箋」。

女性活用される理由として、「日本において女性が家事・育児の責任者とされ、しかも、求められる水準が高いからである。重すぎる家事負担が女性の活躍を阻害しているのだ。」と、提議する。


そして、筒井淳也・立命館大教授の著書から「家事時間を削減しない共働き化には限界がある」を引用。

また、山口一男シカゴ大学教授の著書から「米国で家事の男女平等が達成されたのは男性の家事時間の増加ではなく、妻の家事時間削減によるもの」を引用。

では、なぜ、女性の家事が削減できないのか?それは、【「家事は女性の愛情表現」という意識が強いからだ】と喝破する。

そこで、ゲイカップルであれば、どうなるのかを神谷悠介著『ゲイカップルのワークライフバランス』から引用して、「男性であれば、家事が愛情表現とされ、高い水準を求められることはない」。そして、「家事がほとんど外部化されてミニマムになることを示した」とある。


山田氏の結論は、【まずは「家事=女性の愛情表現」という思い込みをやめて、家事削減の方法を考えることだ】。


私は常々、家事を外部化、すなわちサービス産業化できないかと考えていた。そうすれば女性が外で働きやすくなるし、雇用も創出して経済の活性化につながる。


戦前の家庭を描いたドラマや小説を読んでいると、お手伝いさんや奉公人といった人たちが登場する。


それはなにも大資本家や華族に限ったことではなかったのではないだろうか。

詳しく研究したことがない、門外漢の思いつき程度の意見をお許しいただきたい。

たとえば、夏目漱石の『坊ちゃん』においても、主人公の生家には家事を担う老女が住み込みで働いていたように思う。


どうしてその老女がその家で働いているのかを記憶していないが、小説になるくらいだから、当時はそういうことにあまり違和感がなかったのではないだろうか?


現代社会をみれば、家事代行サービスは一部の富裕層に限られるだろう。それは単に「意識」だけの問題ではなく、金銭的な障壁が高い。


かのヒットドラマ『逃げ恥』では、家事労働の価値は月19.4万円相当としていた。家事代行サービスをたのめば、年間240万円くらいのキャッシュアウトになる。


戦後の「夫仕事、妻家事」というモデルが普及した理由は、夫が外で仕事をして、女性が家事を専業にすることが、家庭収入を極大化できたからではないだろうか?(企業でいえば、下請けに出すのではなく、内製化した方が利益が出るということと同じかもしれない。)


しかし、そう合理的にばかり物事は考えられないだろう。女性が自分の学んだことや経験を社会で試して活躍したいと考えるのは自然なことだ。


山田氏の結論のように、まずは思い込みを止めることだろう。男女のカップルで、女性の方が仕事に向いていれば、女性が外で働き、男性が家事と育児をしてもよいのではないだろうか?もちろん本人たちがそれで満足すればではあるが。


意識の変革には時間がもう少し必要となるだろうが、それはそう遠くないことだと思う。



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関満博さんの中小企業論 [経営に関する世迷い言]





少し前の話になるが、3月2日の日経新聞に関満博さんが中小企業について論じてみえた(同紙「経済教室」)。


関さんの中小企業論は徹底的な現場調査の上に成り立っているので、机上の空論ではない。

ゆえに、中小企業の事業承継においても、単に税制面だけで論ずるのではなく、事業の先行きも考えてこれからの中小企業の事業継承策を述べてみえる。


少し長く引用となるが、以下はその説明。

【縮小する事業を抱えた承継の現場では、家族や親族以外に後継者を期待することは考えにくい。彼らに対し、筆者は「成熟化し、他方で人口減少、グローバル化の時代。これまでの事業は縮小していくが、先代が築き上げてきた実績と信頼は大きな資産である。承継にあたっては、その資産をベースに新たな可能性に向かっていくことが必要だ。その場合には3つの方向がある」と指摘している。

1つは、蓄積された技術をベースに新たな領域を切り開くこと。2つ目に、これまでの取引・流通関係などを意識して新たな領域に向かうこと。3つ目に、この時代状況を受け止め、全く新たな事業領域を切り開くこと。それは次の時代を担う後継者、起業家の最大のテーマとなろう。】


関氏は、「家族や親族以外に後継者を期待することは考えにくい」と言うが、現実は厳しく、その家族や親族も後継者にならないことが多い。


関氏はこの一文の前に某染め工場の例を紹介。「仕事はあるが、先が見えないため、将来のある若い人を入れることはできない」と、同社社長のコメントを取り上げている。

同社のご子息は家業を継ぐ意思で薬学部に進学したが、家業の将来に不安を抱いて医学部に再入学して、現在は医師になっているという。


関さんのこのレポートを読むと、事業所数が減っているからなんとかしようというアプローチでは、なんとかなるわけはない。


国全体で、もっと大きなビジョンが必要なのである。



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やっぱり「ひと」が大事という話 [経営に関する世迷い言]





本日の日経新聞コラム「大機小機」のテーマは「ひと」。

「ひとが大事」なんて今さら珍しくないというなかれ。導入に【生産性向上】を使っている点がユニークだ。


人が多くいても、労働生産性が低ければ、他所との地域間競争に敗れ、やがて人は流出し、その地域は衰えていく。

反対に、労働生産性が高い人材を必要とする企業があれば、いい人材が集まり、地域は活性化していく。


「しごと・ひと・まち」の順に策を練るべきだ、というのが、筆者の主張だ。


私も全く同意見である。おそらくそんなことは、皆さま百も承知だろう。

では、なぜ、できないか?

高い付加価値を生み出すような仕事がないからである。


筆者(鵠洋)氏は次のように書いている。

「良質な仕事があれば、高度プロフェッショナル人材が集まり、彼らと協働する若者たちも吸い寄せられ、そして魅力的な町になる。」

良質な仕事を創ることが肝腎なのだ。





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ネットの力 [経営に関する世迷い言]




本日、またインターネットの力を実感することがあった。(以下、少し長くなります。)

あるお祝いごとがあり、私がプレゼントの品を用意することとなった。

先方(贈る相手)からのリクエストはワイングラスである。

そこで、早速、近所の某店に行き、予算範囲内のまあまあの品を発見した。

それを購入しようとしたところ、新品は今ないとのこと。つまり、現品(展示品)になると言われる。

その展示品は、もちろんキレイで、傷などないのであるが、お祝いごとだし、なんとなく現品は嫌だった。

その展示品に貼られたシール(商品名)が剝がれかかっていたのも気になった。もちろん使う際には、そのシールをはがすのだから問題ないのであるが、人様に渡すものだけにこだわってしまった。

お取り寄せした場合の日数を確認すると、問屋さんに在庫があっても最低1週間はかかり、在庫切れの場合は2週間くらいはかかる、とお店の人は言う。

準備不足の私が悪いのだけれど、今週末に贈り物を用意しないといけない。

そのお店での購入をあきらめた。

閑話休題、そのお店に行く前に、私はネットでワイングラスについて調べていた。

同じ品があれば実店舗で買おうと思い、そのお店に足を運んだのだ。結句、同じ品物はなく、それよりも少しランクは落ちるが、これでもいいかと思える商品が、上に説明したものである。

残念ながら、そのお店には私が探している品物は見当たらなかった。

やむなく、ネットで注文することとした。今日注文したばかりなので、もちろん、まだ届いてはいないが、メーカー直営のそのサイトでは翌々日には届くと書いてある。送料も無料で、ラッピングに熨斗、メッセージのサービスもついている。

今さら言うまでもないのであるが、実店舗がネットに対抗するのは相当難しいことを改めて痛感した。

私は、いろんな理由からなるべく実店舗を使おうと心がけているが、こんな感じである。(もちろん、あるもので我慢する選択肢はあるが、それはあまりしたくない。)

今回の例でいえば、「問屋」の存在が更に、小売店の力を削ぐことになってしまっている。

あまり目に見えてわからないものの、すでに流通革命は終わっているのかもしれない。

流通革命が具現化したらどうなるのだろうか?

町には小売店どころか、ショッピングセンターなんかも大方なくなり、一部のカリスマ的なショップや生鮮食品を扱うスーパー、そしてコンビニだけが残るというようなことになるのだろう。(Amazonが生鮮食品の取り扱いも始めたから、食品スーパーも淘汰されるかもしれない。)

それでも人々はスマホ片手に生活することに不自由は感じない。そんな社会になるのだろうか?

怖い気もするが、そんな未来にも人間は新たな楽しみをみつけ、喜怒哀楽はなくならないと思いたい。


(注:掲載した写真は本文と全く関係ありません。)
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ホンダのビジネスジェット [経営に関する世迷い言]





今朝の日経新聞では、2017年、ホンダのビジネスジェットが機種別で、売上高が年間首位だったと報じられている。

巷ではMRJの方がやたらニュースになっていたが、どっこいホンダは、凄いことをやっていた。

記事によれば、ホンダは1986年に小型ジェットの開発に着手する。当初は研究に徹し、事業化の期限を設けなかったそうだ。

一時は資金がなく、開発中断もありながらも研究を続け、アメリカで商用化するのは2015年。なんと、研究着手から29年も経っている。


閑話休題、1988年12月、私が鈴鹿市の某店でひとり酒を飲んでいると、隣に座っている男性に声をかけられた。きいてもいないのに、自分はホンダの社員で、飛行機の研究をしていると語る。


車でなくて、飛行機なんですか、と確認すると、そうだと言う。そして、飛行機に対する熱い想いを語ってくれた。


あの男性は今ごろどうされているだろうか?さぞや意気揚々、得意満面というところだろうか?

ウソのような本当の話。その後その男性とは二度と会っていない。
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大学生のインターンシップとは [経営に関する世迷い言]



写真は本日の中部経済新聞。

毎週火曜日に掲載されている丸八テント商会(名古屋市)さんの「長期インターン活用戦略」の記事で、今回で連載7回目となる。

第1回から第6回までの記事も勉強になったが、今回の内容はこれまで以上に学ぶことが多かった。


当社はインターンシップの学生を活用して成長している会社として有名だ。一方、学生の方も当社のインターンシップで学ぶことが多いということで、名古屋の大学に限らず、東京の学生も当社の門を叩く。

なぜ、学生自身が納得できる水準まで活躍できるのか?

その問いに対して社長の佐藤氏は本日の記事の中で次のように書いている。

『(学生は最初)自分に足りないものを身につけたい、今までの経験を活かしたいなどの思いを抱え行動に起こす場合がほとんどだ。いわばそれは「自分目線」といえよう』 (中略) 『次第に「経営者目線」の視座を手に入れるようになる』 (中略)


『長期インターンシップだからこそ、このフェーズにたどり着くことができるのではないだろうか。』


そう、長期インターンシップだから学生も「覚悟」ができ、活躍できる場を得られるのだ。


そして、インターンシップを採用する経営者にも覚悟が強いられると思う。佐藤社長は次の一文で本日の記事を締めくくっている。


『インターンシップの開催はボランティアではない。とりあえず新卒採用、などといった短期的なゴールのための会社紹介でもない。インターン生が社内にいること。インターン生として活動している間に活用することができるか否か。その経営手腕が中小企業の生き残りに対して問われているのではないだろうか。』
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フラリーマン [経営に関する世迷い言]





一昨日、朝のNHKニュースで紹介されていた「フラリーマン」。フラリーマンとは、会社が終わった後、フラフラ寄り道をして真っ直ぐ家に帰らないサラリーマンのこと。


働き方改革で仕事が早く終わる一方、あまりに早く帰宅すると疎んじられるサラリーマンが寄り道して帰る時間を調整している。


これって悲しいけど、現実なのよね。


働き方改革の次のステップとして企業は「副業」解禁を真剣に考えてもよいのではないか?


そうすれば、急いで家に帰ることはできないし、収入も増加して給料の足しになる。


また、人手不足も解消できることになろう。如何?
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カテゴリーキラー [経営に関する世迷い言]






写真は2017年9月8日付けの日経新聞に掲載された記事。

アメリカではあるが、トイザラスの経営が苦しいようだ。

原因はアマゾンなどのネット販売の隆盛にある。

かつて、トイザラスはカテゴリーキラーと呼ばれ、専門店やデパートの専門コーナーを駆逐した。特定分野に特化した安売り大量販売で日本国内を席捲したのは記憶に新しい。


そのトイザラスがである。


ネットの力はおそろしく強い。
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