七人の侍
映画『七人の侍』を観てきましたよ。
私にとって【午前10時の映画祭】の目玉中の目玉です。
この作品も途中で10分間の休憩のある長い作品でしたが、全く長さが気になりません。
話のはこびと設定、セリフ、出演者の演技、殺陣、音楽、衣装、どれも完璧でこれぞ日本映画の最高傑作だと今回鑑賞してつくづく思いました。
映画本来の持つおもしろさと、感動をあわせもつ稀有の作品です。
閑話休題、これは私の勝手な感想ですが、この作品が生まれた背景には「敗戦」があったのではないでしょうか。
戦争では勇ましい軍人の話に光が当たりますが、その裏には耐える民衆の姿があります。
それは戦国時代も同じで華々しい武士の陰に隠れて農民の苦しい生活があったことは容易に想像できます。
映画の最後に志村喬扮する侍のお頭が「勝ったのはこの百姓たちだ」と言うのは象徴的です。
命がけで戦った七人の侍たちが憐れにすら見えてくる。平和とは何か、生きるということは何かということを考えさせられる映画でした。
『金の言葉 銀の言葉』第9日
今、この瞬間を大切に生きよう。
最近、とみにこう思います。
人生の先が見えてきたこと、自由な時間が少なくなったことがそう思わせているのだと思います。
若い人は頭でわかっても、中々実感できないと思いますが、だからこそ若いうちからそうしてもらいたいなぁ。
少年老いやすく学成りがたし。
これは学問だけのことではありませんよ。
最近、とみにこう思います。
人生の先が見えてきたこと、自由な時間が少なくなったことがそう思わせているのだと思います。
若い人は頭でわかっても、中々実感できないと思いますが、だからこそ若いうちからそうしてもらいたいなぁ。
少年老いやすく学成りがたし。
これは学問だけのことではありませんよ。